2025.11.21
専門性を極める ― 麻酔科のスペシャリストから学ぶ教育プログラム
- 教育制度
はじめに
当院では、単に「手術ができる」「診察ができる」だけでなく、術前から術後までを見据えた“麻酔・疼痛管理”に特化した教育環境を整備しています。動物医療において麻酔・疼痛管理の質は、術中の安全性や術後の回復、そして飼い主様の安心に直結する重要な領域です。
本記事では、当院が掲げる「麻酔科教育」の特色、実践ステップ、そして学べる環境を詳しくご紹介します。
獣医師として、あるいは獣医師を目指すあなたにとって、専門領域を確立するうえで大きな一歩となるはずです。
教育の特色① “専門医とともに学べる体制”
当院では、麻酔・疼痛管理を専門領域とする優秀な獣医師が教育リード役を担っています。特に麻酔科においては、毎週木曜日に実践指導に来院される小田 彩子先生が在籍。米国獣医麻酔疼痛管理専門医の資格を有し、ノースカロライナ州立大学獣医麻酔科でレジデントを修了された高度専門家です。
このように専門医レベルの知見・技術に触れられる環境は、他院ではなかなか経験できない貴重な機会です。「麻酔科って何をやるの?」という段階から「この症例ならこう管理する」という実践的なスキルに至るまで、段階的に学んでいくことが可能です。
教育の特色② 段階的なキャリア設計と成長モデル
当院の教育プログラムでは、新人から経験者までそれぞれのステージに応じた育成設計をしています。
例えば、獣医師1年目には「麻酔基礎・麻酔医助手」といった役割からスタートし、術前検査・輸液・モニタリングなど麻酔領域の土台を固めます。
その後、症例管理・術中モニタリング・小規模手術の麻酔プランニング補助などを経験し、数年目には「全身麻酔+局所併用」「高齢・疾患併存例の麻酔」「術後疼痛管理」など高度な管理へステップアップしていきます。
この流れは、当院が「理論と実践をつなぐ教育体制」を掲げている教育制度とも合致しています。
麻酔科専門医との定期的なフィードバックや症例検討により、専門性を深めながら将来的に「麻酔・疼痛管理のスペシャリスト」として活躍できるキャリア設計が描けます。
教育の特色③ チーム医療+最新設備による現場実践
麻酔科の教育は、決して獣医師一人だけでは完結しません。術前・術中・術後には、獣医師、動物看護師、麻酔専門医、検査技師、ICU・入院管理スタッフなどが密に連携します。当院では手術前のカンファレンス、術中モニタリング・麻酔薬管理、術後の疼痛ケア・回復監視を含むチーム医療の体制を取っています。
また、最新の麻酔モニタリング機器・輸液ポンプ・ICU設備を備えており、実践機会は豊富です。加えて、手術・入院・疼痛管理に関する学術研究・教育活動にも注力しており、臨床だけでなく“動物医療の進化”に携わるチャンスもあります。
教育の特色④ 小田先生から直接学べる“毎週木曜”の機会
麻酔科教育の最大の特色として、毎週木曜日に小田 先生が来院され、実際の麻酔・疼痛管理の現場に立ち会いながら指導を行う時間を設けています。この機会により、理論だけではなく「実際の麻酔導入時・維持時・術後回復時」のリアルな判断・対応を学ぶことができます。また、専門医という立場から症例の振り返り、モニタリングデータの読み取り、リスク予測・対策についても深く解説いただけます。
新人から中堅まで、麻酔・疼痛管理に関して確実にレベルアップできる体制が整っていることが、当院の教育の強みです。
こんな方を歓迎します
- 麻酔・疼痛管理という専門領域をキャリアとして定めたい方
- 動物医療において、術前・術中・術後までの一貫した管理で飼い主様・患者に安心を届けたい方
- チーム医療の中でスキルを磨き、将来的に専門医レベルを目指したい方
- 多様な症例・高度医療機器・紹介症例がある環境で成長したい方
求職者へのメッセージ
「動物病院における麻酔科とは?」という問いに、当院では「飼い主様が望む治療を、安全かつ快適に提供するための土台づくり」とお答えします。
麻酔・疼痛管理は表に立たないこともありますが、その“陰の立役者”として、確実に患者様・飼い主様の信頼につながる専門性です。
当院では、皆さん一人ひとりが「専門性を持った獣医師」「チームの中核」として成長できる環境を用意しています。もし「麻酔科に強みを持ちたい」「動物医療の安心を底支えしたい」とお考えなら、ぜひ私たちとともに挑戦しませんか。
ご興味を持たれた方は、ぜひ一度見学にお越しください。仕事内容・教育制度の詳細は採用ページにてご確認いただけます。
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