【勤務時間・休日・残業代】スタッフの働き方を調査

シフトによっても変わるんですけど、8時半出勤・18時退社・休憩1時間半がベースになっています。とはいっても、定時に帰れることはあまりなくて、19〜20時に退社することが多いです。あとは、夜間診察が週に4回あるので、10時半〜20時までの勤務枠や、16時から深夜0時までの勤務枠も作っています。
2022年5月には新しいスタッフが加わるので、また勤務時間を調整したいと考えています。
8時半に出勤して、9時からの診察が始まる前の30分で入院管理をするので、朝結構バタバタしてしまうんですね。入院管理を丁寧にするという意味でも、30分早く出勤して、30分早く退社する枠を作ることを検討しています。

シフト調整は曜日ごとに担当者を配属していて、飼い主様が分かりやすいようにも配慮しています。担当日とは違う日に休みが欲しい場合には、スタッフ同士で話し合って、休みの日を交換したりもしています。

みなし残業制度を取り入れていて、給与に残業代がある程度含まれる形となっています。月々の残業がその分を超えてくる場合には残業代が支払われます。
勤務時間はタイムカードで管理して、事務の方と各スタッフの労働時間を把握するように努めています。

基本的には週休2日＋有給という形で休みを取っています。お盆と年末年始は順番にお休みを取るようにしています。スタッフが増え出したのも最近の動きなので、これからは長期休暇も取りやすくなるような体制を整えていきたいです。

働く人が増えていく中でスタッフの中でも仕事に対する姿勢も多様になっていきます。なので、プライベートを大切にしたい人も仕事に打ち込みたい人もお互いの考えを尊重し合えるような環境を作っていきたいです。

休み時間や勤務時間を病院側で区切ったとしても、職業的に興味がある手術があれば、休み時間を削っても見たいと思いますし、病院に残って勉強したいと考える人もいます。プライベート・個人の勉強の時間・勤務時間の境目が曖昧になりやすいという点が、管理する上では難しい部分だと思います。でも、管理しすぎて個人の成長ややる気を妨げるようなことはしたらダメだと思っています。
病院側の管理体制を整えていくことも大切ですが、オンとオフのメリハリをしっかりつけて働くだとか、働き方の多様化を受け入れる意識を個人に植え付けつつ、文化として育てていく必要があるのかなと思います。

そうですね。僕自身も病院の雰囲気や院長の人柄に惹かれて入社したところがあります。病院が急速に成長していく一方で、環境整備がまだまだ追いついていないところも多いんですけど、それでも人が離れていかないのは、病院として強いなと思います。
さいとう動物病院が持っている雰囲気の良さを大切にしつつ、制度もしっかり整えていって、みんなが働きやすい病院を目指したいです。