2022.5.24
2022.5.24
【院長×副院長】さいとう動物病院の現在、そして未来のはなし Vol.02
聞き上手な齊藤院長と話し上手な川上副院長。今回は病院を統率するお二人に、病院のこれまでの取り組みや今後の抱負などについて語っていただきました。–Vol.2:全2回
齊藤院長、そしてさいとう動物病院について
齊藤先生
自分は何でしょう・・・。LIVESもそうですが、周りの人が「これやりたい」「あれやりたい」って言っているのを進めているだけなので、操り人形みたいな感じです(笑)
川上先生
でも、近くで齊藤先生をみていて僕が感じる齊藤先生の良い所は、そうやってちゃんと話を聞いてくれるところですよ。その人の立場とか肩書きとかは気にせずに、自分が信頼できる人の話はちゃんと聞くじゃないですか。先生が人と仲良くなるのがめちゃくちゃうまいからこそ、情報も集まるし、コネクションもすぐ作っちゃうし。それはすごい力だと思います。今実現できていないことも、先生だったら実現できるんじゃないかと思いますね。
齊藤先生
うちの良いところであり、ちょっと他の病院と違うところだと思うんだけど、怒る人が本当にいないよね。もしかしたら、悪い所でもあるのかな?(笑)
川上先生
そうですねぇ。僕も4年くらい勤めてますけど、働き出した当初から雰囲気はやっぱりいいんですよ。いいというか、なんというか、ピリピリはしていない。動物病院ってやっぱり、仕事柄ピリピリしてしまうことが多いじゃないですか。それがあまりないのは良いことかなと。
齊藤先生もこんな感じですし、先代も正直、ゆるキャラみたいな感じで(笑)その感じをしっかり今も受け継いでるんですよね。田舎の小さな病院だった頃の良いところは今後も残していきたいですね。
齊藤先生
あんまり怒ってもいいことはないですから(笑)
川上先生
先生は楽しく仕事することを大事にしてますよね。
齊藤先生
そうですね。みんなが楽しく。
結果も大切だとは思うんですけど、毎日楽しくしているのが大切かなって。そうじゃないと根本的に意味がないのかなって思いますよね。普通に仕事をしているだけでも大変じゃないですか(笑)だから、なるべく楽しんでできるようにしたいんですよね。
川上先生
そんな感じなんだけど、やろうとしていることがでかいですよね。
齊藤先生
気づいたら大きくなってましたね(笑)
ただ自分一人では絶対に実現できないので、色々な人の力を借りながら少しずつ実現に向けて進めたいです。
良好な関係づくりに欠かせない動物看護師の存在
川上先生
病院の雰囲気でいうと、動物看護師さんが色々気を配ってくれてる部分も大きいかもしれないですね。長くさいとう動物病院で勤めている動物看護師さんたちは、雰囲気作りが上手だし、仲良くやっているなという感じはありますよね。
齊藤先生
そこは結構鍵になっていると僕も思います。
地域への貢献について
川上先生
地域への貢献というか、需要と供給の両方をしっかり満たしたいですね。需要はあるけど、供給できていないところがあると思うので。そういうところに的を絞ってやりたいと思いますね。それで獣医師も動物もみんなが幸せならいいと思いますね。
齊藤先生
夜間診療を例に挙げると、群馬県と長野県の半分くらいのエリアでは夜間診療をしっかりやっている病院って今までなかったんですよ。つまり、300万人くらいの人が夜間の診療を諦めている状況だったわけです。裏を返せば、それに取り組むだけで喜んでくれる飼い主様が間違いなくいて、病院としても夜間にスタッフがいると安心して早く帰れるメリットがあります。病院と飼い主様、両方にメリットがあるというのは、継続してくためにも大切だと思います。
川上先生
先生はトライアンドエラーを大切にされているんですね。
齊藤先生
そうですね。トライアンドエラーは繰り返すべきだと思っているところはあります。今は時代の流れが本当に早いので、それをどれだけ早くできるかが大切だと思っています。今のメンバーや設備・体制で何ができるのかって、やっぱり自分たちでやってみないとわからないじゃないですか。
今後の抱負について
川上先生
僕はさいとう動物病院が日本一いい病院になればいいと思ってるんですよ。じゃあいい病院って何かっていう話ですけど、自分が思うには飼い主様の満足度と従業員の満足度が総合して良い病院。中にいるスタッフが「続けていきたい」と思ってくれて、来てくれる飼い主様にも「この病院で診てもらいたい」と思われる。そんな病院にしていきたいと思っています。
齊藤先生
その観点でいうと、50歳、60歳まで不安なく一緒に働ける病院にしたいとは思いますね。本当にみんな不安はたくさんあると思うので、みんなが明るい未来を想像できるような、それくらい力のある病院にしていきたいです。 今はまだみんな若いですけど、どうせ一緒にみんな年をとっていくので(笑)自分たち自身が、おじいちゃん、おばあちゃんになりながら、その中でどうやったらこの病院で働き続けられるのかをみんなで考えれたら面白いなって思います(笑)
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